気候と物欲

暑い日が続きますね

猛暑、酷暑・・命に関わる危険な暑さなど

暑い日のデメリットや体への負担が大々的に報じられていますが

私は総じて夏が好きです。いや、大好きです。

なんなら1年中真夏でいいと思っているぐらい夏が大好きです。

夏はあったかいのに加え、

日照時間か長くて、

晴れの日が多くて

気分が高揚するのを感じるのです。

そんなわけで炎天下の中、歩き回ることも全く苦痛ではありません

そういう風に思えるのは、

日照時間が短く、

雨か曇りが多い北陸生まれだから

なおのこと、夏のカラッとした天気に

恋い焦がれるのかもしれません。

旅行に出かけても、

旅先の観光地が楽しいかどうかより、

青空の下で観光できるかどうかの方が

私にとっては重要だったりします。

異端児か、

国籍不明な女と思われるので

会社では

声を大にして

「炎天下、サイコー！！」

なんて、

いい歳して言えないので

紫外線を気にするそぶりを見せつつ、

直射日光をガチ浴びする

そんな三十路の夏の昼下がりなのでした。

前置きが長くなりましたが、 夏物セールも終わりに近づいてますね。

最近は、秋を意識したカラーの夏物か

秋物がどんどん店頭に並んできています。

季節の変わり目って、

目新しいものや流行のデザインがどっと店頭に並ぶからか

物欲がふつふつと湧いてきます。

もちろん冬から春にかけてや、 春から夏にかけても同じように物欲が高まる気がします。

真夏大好き女にとっても例外ではありません。

日本人が お買い物好きなのは、

四季があることも関係しているように思えてならないのです。

真夏日和がこのまま9月まで、いや欲を言えば10月頭まで持ってくれれば

今しばらく物欲と戦わなくて済みそうです。

ちなみに元ショップホリック女として

いつも感嘆してしまうのは、

季節の変わり目のファッションビルの温度管理が神がかっていること！

お客さんの購買意欲を最大限に高めるための

緻密な温度設定がなされていて、

店頭に並ぶ商品をすぐに着たいと思わせるような

考え抜かれた室温になっているのです。

例えば8月だと、

エアコンがかなり強めにかかっています。

これは、きたる10月、11月の秋物を買ってもらうため、

ショップ内では多少なりとも「なんか、肌寒い」って感じてもらわないと

商品に手が伸びないのでしょう。

春物を売りたい2月、3月だと、コートを着てショッピングしてたらジワリと汗が滲むとき、ありませんか⁇

絶妙な温度管理で、今着ている服を不快に思わせる

そして必要だと思わせる、

より涼しいシフォン素材のワンピースを、

より暖かいファーのコートを。

そんなマーケティング戦略にはまらないことが、

ミニマリストへの第一歩だと

自分に言い聞かせる三十路なのあります。

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